文献詳細
特集 薬物療法マニュアル
Ⅴ.悪性腫瘍の薬物療法
文献概要
肺癌に対する化学療法
肺癌はわが国の癌死亡数の第1位を占めるものの,その治療成績はきわめて不良である.原因として発見時にすでに切除不能の進行癌が多いこともさることながら,血行性転移の頻度が高く,外科治療のみでは対処できない全身性疾患であることも大きい.そのため全身療法としての抗癌剤投与は欠かせない.
肺癌はその病態から扁平上皮癌,腺癌,大細胞癌を含めた非小細胞癌と小細胞癌とに大別され,それぞれで化学療法が異なる.
肺癌はわが国の癌死亡数の第1位を占めるものの,その治療成績はきわめて不良である.原因として発見時にすでに切除不能の進行癌が多いこともさることながら,血行性転移の頻度が高く,外科治療のみでは対処できない全身性疾患であることも大きい.そのため全身療法としての抗癌剤投与は欠かせない.
肺癌はその病態から扁平上皮癌,腺癌,大細胞癌を含めた非小細胞癌と小細胞癌とに大別され,それぞれで化学療法が異なる.
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