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特集 薬物療法マニュアル Ⅵ.感染症の薬物療法
1.抗菌薬の使い方
著者: 内山和久1 谷村弘1
所属機関: 1和歌山県立医科大学第2外科
ページ範囲:P.350 - P.352
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抗菌薬の選択基準はまず,①感染部位別に起炎菌を推定し,empiricに抗菌薬を選択する.同時に,②薬剤感受性試験を行って,抗菌活性のある薬剤を選択する.その際,③宿主側の重症度を考慮しつつ,④使用する薬剤の体内動態や抗菌活性の作用機序を把握しておく.抗菌薬投与時には,⑤その抗菌薬の副作用を十分把握しておく.また,⑥その薬剤単独使用では問題なくても,他剤との併用によって思わぬ相互作用が出現することがあるため,使用薬剤の併用効果を確認して投与する.
抗菌薬の選択基準はまず,①感染部位別に起炎菌を推定し,empiricに抗菌薬を選択する.同時に,②薬剤感受性試験を行って,抗菌活性のある薬剤を選択する.その際,③宿主側の重症度を考慮しつつ,④使用する薬剤の体内動態や抗菌活性の作用機序を把握しておく.抗菌薬投与時には,⑤その抗菌薬の副作用を十分把握しておく.また,⑥その薬剤単独使用では問題なくても,他剤との併用によって思わぬ相互作用が出現することがあるため,使用薬剤の併用効果を確認して投与する.
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