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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

文献概要

特集 薬物療法マニュアル Ⅶ.併存病態の理解と薬物療法 4.消化器疾患

急性膵炎

著者: 佐久間正祥1 小山孝彦1 又吉秀樹1

所属機関: 1水戸赤十字病院外科

ページ範囲:P.474 - P.476

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はじめに
 急性膵炎は軽症から重症まで病態は多彩である.治療に際しては胆管結石などの成因の明らかなものかどうかを鑑別することが大切である.これら胆石による膵炎は原因除去が優先される.最近では重症急性膵炎に対しても集中治療による保存的治療が主流であり,感染などの合併症が発生したときに外科的療法が選択されることが多い.急性膵炎の治療は重症度によって異なるため,的確な診断とともに成因を分析し,発症早期に重症度の判定を行う必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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