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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

文献概要

特集 薬物療法マニュアル Ⅶ.併存病態の理解と薬物療法 6.血液疾患

血小板減少症

著者: 小山高敏1 広沢信作1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第1内科

ページ範囲:P.498 - P.500

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はじめに
 血小板の働きは血液の凝固や毛細血管の恒常性維持に密接に関係するので,血小板が減少したり機能が低下すると出血が起こりやすくなる.逆に,血小板の数が極端に増加すると血栓を作り,二次的に出血も引き起こす.増加している血小板の機能的障害がある場合もあり,出血傾向をきたすこともある.現在,血小板数は自動血球計数器で測定されているが,特に減少の結果が出た場合は後述の通り,直接塗抹標本や計算板で確認することが必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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