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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

文献概要

特集 薬物療法マニュアル Ⅷ.終末期患者の薬物緩和療法

疼痛の緩和

著者: 山室誠1

所属機関: 1宮城県立がんセンター麻酔科

ページ範囲:P.533 - P.535

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はじめに
 WHO方式のがん疼痛治療法の普及によりモルヒネの使用量は増加しているが,依然として多くの患者が癌性疼痛に苦しんでいる.その最大の理由は副作用対策を含めて,モルヒネの使用法の拙さである.たとえ剤形が変わってもモルヒネという薬剤自体が素晴らしいのではなく,WHO方式に則って投与するからこそ効果があることを再確認すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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