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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻13号

1999年12月発行

臨床報告・1

胃癌術後6年で4型直腸癌を思わせる直腸狭窄をきたした転移性直腸再発の1症例

著者: 今津浩喜1 落合正宏1 中山邦久1 船曵孝彦1 黒田誠2 溝口良順2

所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部船曵外科 2藤田保健衛生大学医学部第1病理

ページ範囲:P.1629 - P.1632

文献概要

はじめに
 本邦における4型(び漫浸潤型)大腸癌の頻度は全大腸癌の0.08〜0.57%1,2)と稀で,原発性と転移性ともほぼ同数の報告があり,このうち転移性では胃癌によるものが多い3,4).こうした中でも胃癌術後5年を経過して発症したものは検索した限りにおいて10例と数少ない.今回われわれは胃癌術後6年を経過して4型直腸癌を思わせる直腸狭窄をきたした転移性直腸再発の1症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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