icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻2号

1999年02月発行

外科医のための局所解剖学序説・27

上肢の構造

著者: 佐々木克典1

所属機関: 1信州大学医学部解剖学第1講座

ページ範囲:P.219 - P.229

文献概要

 上肢の体表解剖は下肢と同様自ら触れることができるため把握するのは容易である,詳しくは述べないが,曲がる場所がポイントになる.
 腋窩は前壁を大胸筋,小胸筋,後壁を大円筋,広背筋,肩甲下筋,外壁を上腕二頭筋,烏口腕筋を含めた上腕骨,内壁を前鋸筋が構成する窪みである.この場所には腋窩動静脈,腕神経叢の枝,よく発達したリンパ節が多数存在する.外転した状態で上腕骨の骨頭を腋窩で触れることができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら