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文献概要
外科医のための局所解剖学序説・27
上肢の構造
著者: 佐々木克典1
所属機関: 1信州大学医学部解剖学第1講座
ページ範囲:P.219 - P.229
文献購入ページに移動 上肢の体表解剖は下肢と同様自ら触れることができるため把握するのは容易である,詳しくは述べないが,曲がる場所がポイントになる.
腋窩は前壁を大胸筋,小胸筋,後壁を大円筋,広背筋,肩甲下筋,外壁を上腕二頭筋,烏口腕筋を含めた上腕骨,内壁を前鋸筋が構成する窪みである.この場所には腋窩動静脈,腕神経叢の枝,よく発達したリンパ節が多数存在する.外転した状態で上腕骨の骨頭を腋窩で触れることができる.
腋窩は前壁を大胸筋,小胸筋,後壁を大円筋,広背筋,肩甲下筋,外壁を上腕二頭筋,烏口腕筋を含めた上腕骨,内壁を前鋸筋が構成する窪みである.この場所には腋窩動静脈,腕神経叢の枝,よく発達したリンパ節が多数存在する.外転した状態で上腕骨の骨頭を腋窩で触れることができる.
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