icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻2号

1999年02月発行

癌の化学療法レビュー・10

肺癌の化学療法

著者: 市川度1 仁瓶善郎1 杉原健一1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第2外科

ページ範囲:P.239 - P.244

文献概要

はじめに
 肺癌は,わが国における男性の癌死亡の第1位を占めており,治療は重要な課題のひとつである.
 原発性肺癌のうち,腺癌,扁平上皮癌,大細胞癌を一括した非小細胞肺癌(NSCLC:non-smallcell lung cancer)が80〜85%を占め,癌化学療法に対する感受性は低い.一方,化学療法に対して高感受性の小細胞肺癌(SCLC:small cell lungcancer)は15〜20%を占め,診断時大半の症例がすでに遠隔転移を起こしており,化学療法が治療の基本である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら