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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻3号

1999年03月発行

特集 器械吻合・縫合におけるコツとピットフォール

2.肺切除術および気管・気管支形成術

著者: 菊池功次1 中山光男1 山畑健1 細村幹夫1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター外科

ページ範囲:P.309 - P.312

文献概要

コツとピットフォール
 1.気管気管支断端はメスで鋭的に切断する.
 2.器械縫合ができない気管気管支再建手術の際,一本一本の運針が重要なのでその正確性を増すために気管支断端の縫合では器械縫合をしないで手縫いで縫合する.
 3.気管気管支再建手術では軟骨のcuttingが起こらないよう注意する.
 4.気管気管支吻合部の治癒には血流が重要な役割を果たしているので気管支動脈を極力温存する.
 5.気管気管支再建手術では非吸収性縫合糸でなく,吸収性縫合糸を使用する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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