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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻3号

1999年03月発行

特集 器械吻合・縫合におけるコツとピットフォール

8.腹腔鏡下手術における結腸・直腸癌切除再建法

著者: 森田高行1 宮坂祐司1 藤田美芳1 仙丸直人1 加藤紘之2

所属機関: 1北海道消化器科病院外科 2北海道大学医学部第2外科

ページ範囲:P.339 - P.343

文献概要

コツとピットフォール
 1.腸管切離に際しては自動縫合器が腸管長軸に直角方向になるようにトラカールの位置や縫合器の選択を行う.縫合器は可変式が望ましい.
 2.血管や直腸切離の際に自動縫合器の先端が腹腔鏡の視野外になる時には,必ず腹腔鏡の位置を変え,反対側も確認する.
 3.自動縫合器を複数回連続して使用する場合には,前のステイプルラインに咬合するように注意する.
 4.吻合の際は腹腔鏡を横から観察できる位置に移動させ,接合後は反対側も必ず確認する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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