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臨床報告・1
酢酸メドロキシプロゲステロン(MPA)療法が有効であった男性乳癌肺転移の1例
著者: 比企亮介1 牧野泰博1 比企裕1
所属機関: 1医療法人比企病院乳腺外科
ページ範囲:P.419 - P.421
文献購入ページに移動男性乳癌は比較的稀な疾患で,その発生頻度は全乳癌の約1%といわれている1).また,女性乳癌に比しその予後は不良とされており,その理由としては訪医の遅れや早期の皮膚・大胸筋浸潤などがあげられている.今回筆者らは,訪医の遅れから進行乳癌となった男性乳癌症例の肺転移再発に対し,酢酸メドロキシプロゲステロン(MPA)が有効であった1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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