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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻4号

1999年04月発行

文献概要

外科医に必要な産婦人科common diseaseの知識・11

前置胎盤

著者: 亀山良亘1

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.496 - P.497

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はじめに
 前置胎盤とは胎盤の位置異常で,内子宮口の全体,もしくは一部を胎盤が覆う状態をいう.その頻度は0.5%程度と言われている.また,帝王切開既往のある妊婦は前置胎盤のリスクが増加すると言われている1)
 前置胎盤は近年超音波の発達により容易に診断がつけられるようになってきているが,大量出血を起こす可能性があり,母児の生命にかかわる恐れもあるので十分注意をして診ていく必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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