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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻5号

1999年05月発行

特集 切除標本取扱いガイドライン—癌取扱い規約に基づいた正しい取扱い法と肉眼所見の記載法

肝癌切除標本の取扱い(1)

著者: 竹並和之1 高崎健1 山本雅一1

所属機関: 1東京女子医科大学附属消化器病センター外科

ページ範囲:P.615 - P.617

文献概要

はじめに
 標本整理には重要な役割が3つある.まず第一に術前診断の正しさを検証しフィードバックを行う場であること.第二に観察したいポイントを抑え,的確に組織標本を作成し個々の症例から学ぶ材料を作り出すこと.そして,これら症例の蓄積により手術成績向上の礎となることである.このことを念頭におきながら現在われわれが行っている肝切除標本の取扱い方を特に肝細胞癌について前回1)と同様に紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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