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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻5号

1999年05月発行

文献概要

特集 切除標本取扱いガイドライン—癌取扱い規約に基づいた正しい取扱い法と肉眼所見の記載法

大腸癌切除標本の取扱い(2)

著者: 藤井久男1 中野博重1 小山文一1 寺内誠司1 榎本泰三1

所属機関: 1奈良県立医科大学第1外科

ページ範囲:P.649 - P.655

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はじめに
 臨床外科において,切除標本は最も貴重な資料である.術前に検討が重ねられた病態評価の解答であり,今後の治療の指針となる情報が入っている.しかし,この貴重な資料の取扱いを若い外科医に委ねている施設も少なくない.ここでは,筆者らの施設で指導している大腸癌切除標本の取扱い方法を,手術室から病理に送るまで切除標本の流れを追ってマニュアル形式に述べる.筆者らの方法は,大腸癌取扱い規約1)(以下,規約)に基づいているが,ごく一部異なる点は明記した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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