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臨床報告・1
胸腺カルチノイドに合併した家族性上皮小体機能亢進症の1例
著者: 野崎功雄1 宗淳一1 土井原博義1 平井隆二1 安藤陽夫1 清水信義1
所属機関: 1岡山大学医学部第2外科
ページ範囲:P.805 - P.809
文献購入ページに移動胸腺カルチノイドは全カルチノイドの6.2%を占める稀な疾患であるが,クッシング症候群を合併したり,多発性内分泌腺腫症(multiple endocrineneoplasia:以下,MEN)に合併することが知られている.
今回筆者らはMEN 1型1人を含む上皮小体機能亢進症の家系で,上皮小体機能亢進症と胸腺カルチノイドのリンパ節再発をきたした症例を経験したので若干の考察を加えて報告する.
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