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カラーグラフ 消化器の機能温存・再建手術・11
噴門側胃切除後のJ-pouch間置による再建術
著者: 竹下公矢1 関田吉久1 佐伯伊知郎1 林政澤1 本田徹1 谷雅夫1 斎藤直也1 岩井武尚1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第1外科
ページ範囲:P.845 - P.851
文献購入ページに移動従来,胃上部早期癌症例ではその根治性を求めてD2リンパ節郭清を伴う胃全摘術が採用されることが多かった.しかし,最近では全摘術後に逆流性食道炎,ダンピング症候群,栄養障害など様々なQOLの障害が発生することから,なるべく臓器や機能を温存する種々の術式が考案,実施されるようになってきた.筆者らも1994年より噴門側切除後,食道と残胃の間に二重空腸pouchを間置する術式を採用している1〜4).そしてその際,より確実な側側吻合と止血操作を行うため,種々の工夫を加えている.本論文では筆者らの手術術式とその主な術後成績について述べる.
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