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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻7号

1999年07月発行

文献概要

臨床報告・1

虚血性心疾患症例における大動脈内バルーンパンピング補助下拡大肝左葉切除術

著者: 黒﨑功1 畠山勝義1 佐藤好信1 坪野俊広1 大関一2 宮北靖3

所属機関: 1新潟大学医学部第1外科 2新潟大学医学部第2外科 3新潟こばり病院循環器内科

ページ範囲:P.959 - P.962

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はじめに
 重篤な冠動脈疾患(IHD)症例に対する非心臓手術では,急性心筋梗塞の悪化・発生防止が術中術後管理の要点である.肝切除術でも,IHD併存症例は,非併存例に比較して有意に術後のIHD発生率が高いといわれている1).本報告では重篤なIHDを併存した胆管細胞癌に対し,大動脈内バルーンパンピング(IABP)補助下に拡大左葉切除を施行した症例を呈示し,若干の文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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