icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻7号

1999年07月発行

文献概要

臨床報告・1

膵頭十二指腸切除術に加え右半結腸切除術を施行した十二指腸平滑筋肉腫の1例

著者: 宮本康二1 山本哲也1 清水幸雄1 由良二郎1 林慎2 池田庸子3 玉木雅人4

所属機関: 1松波総合病院外科 2松波総合病院内科 3松波総合病院病理 4福井医科大学第1外科

ページ範囲:P.967 - P.970

文献購入ページに移動
はじめに
 十二指腸平滑筋肉腫は比較的稀であるが,切除方針については一定の見解は無く,合併切除例の報告は少ない1)
 今回われわれは,手拳大の十二指腸平滑筋肉腫が結腸間膜に浸潤していたため,膵頭十二指腸切除術に加え右半結腸切除術を施行し,術後3年を経過して健在な症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?