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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻9号

1999年09月発行

特集 在宅栄養療法の標準管理

経腸栄養剤の種類と特徴

著者: 松原肇1 島田慈彦1

所属機関: 1北里大学病院薬剤部

ページ範囲:P.1146 - P.1153

文献概要

 経腸栄養法は紀元前にエジプトやギリシャにおいてすでに行われていた.経腸栄養法が医療の場に本格的に導入されたのは比較的新しく,近年になってからのことである.1970年代に宇宙食として開発されたアミノ酸製剤が成分栄養法として利用され,その技術が経腸的な高栄養素の投与を可能にした.それ以来,経腸栄養法は大きく見直され,静脈栄養法と並んで重要な位置を占めるようになった.近年では,種々の改良が加えられた多くの特徴ある経腸栄養剤が開発・市販されており,患者の病態に適した経腸栄養の投与が可能となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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