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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻9号

1999年09月発行

文献概要

特集 在宅栄養療法の標準管理

在宅静脈栄養における静脈輸液製剤の種類と特徴

著者: 野村秀明1 大柳治正1

所属機関: 1近畿大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1175 - P.1183

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 完全静脈栄養(total parenteral nutrition:TPN)の進歩とその周辺機材の開発は,消化管機能障害患者の在宅静脈栄養療法(home parenteral nutrition:HPN)の長期化を可能にした.HPNにおける輸液製剤は,その無菌的調整と簡便な調達が必要となる一方,各患者の病態に応じた処方選択の多様性も求められる.ここでは,現在市販されているTPN用静脈輸液剤の各栄養素材(糖質,アミノ酸,脂肪乳剤およびビタミン,微量元素)の組成について概説し,今後のHPNの方向性を探る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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