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文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻10号

2000年10月発行

文献概要

特集 ベッドサイド基本手技とコツ

中心静脈確保(深部静脈穿刺)

著者: 境田康二1

所属機関: 1船橋市立医療センター救命救急センター麻酔科集中治療科

ページ範囲:P.1233 - P.1239

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はじめに
 周術期管理において,中心静脈圧測定,中心静脈栄養などを行うことは日常茶飯事であり,このために中心静脈にカテーテルを留置する手技は外科医にとって必須のものとなっている.一般的に中心静脈とは胸腔内に存在する大静脈を指しているため,厳密に言えば中心静脈確保とはカテーテルの先端が中心静脈に存在していなければならない.しかし,臨床の場ではカテーテル先端の位置にかかわらず深部静脈にカテーテルを留置することを中心静脈確保と呼んでいる場合が多い.本稿では中心静脈確保のために行われる深部静脈穿刺について解剖,一般的な手技などについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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