icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻10号

2000年10月発行

文献概要

特集 ベッドサイド基本手技とコツ

経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)

著者: 中川国利1 鈴木幸正1 豊島隆1 桃野哲1

所属機関: 1仙台赤十字病院外科

ページ範囲:P.1301 - P.1305

文献購入ページに移動
はじめに
 脳血管障害などによる嚥下機能障害者の増加に伴い,中心静脈栄養と比較して管理が容易で生理的な経腸栄養が急速に普及しつつある1,2).経腸栄養の方法としては本邦では主に経鼻チューブを介して栄養剤を投与することが多いが,嚥下性肺炎や精神的ストレスが生じやすいなどの問題点が指摘されている3,4).そこで欧米では主に経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastro-stomy:PEG)が施行されており,我が国でも在宅医療に関心がもたれるに従い,PEGが普及しつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?