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文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻11号

2000年10月発行

文献概要

特集 癌治療のプロトコール—当施設はこうしている Ⅴ.胆管癌治療のプロトコール

秋田大学医学部・第1外科

著者: 安藤秀明1 古屋智規1 佐藤勤1 安井應紀1 田中淳一1 小山研二1

所属機関: 1秋田大学医学部第1外科

ページ範囲:P.144 - P.148

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はじめに
 胆管癌は解剖学的に門脈,肝動脈に近接しているため,根治切除不能な症例は少なくない.また,これら大血管への浸潤に対する血管合併切除は,門脈の場合は良好な予後が期待できることが多いが,動脈の場合の予後は期待できない.このような特殊性をもった胆管癌治療を適切に行うための術前検査,それに沿った術式の選択,さらに術後補助療法について当科におけるプロトコールを提示する(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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