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文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻11号

2000年10月発行

特集 癌治療のプロトコール—当施設はこうしている

Ⅸ.乳癌治療のプロトコール

東海大学医学部・外科

著者: 太田正敏1 徳田裕1 齋藤雄紀1 鈴木育宏1 久保田光博1 田島知郎1

所属機関: 1東海大学医学部外科

ページ範囲:P.251 - P.255

文献概要

はじめに
 当施設における乳癌治療の基本的方針は,lim-ited diseaseの段階にあるものについては整容効果を含めてQOLを重視した手術療法を実施する.一方,systemic diseaseに対しては集学的な治療を積極的に展開していく.従来より,進行乳癌症例,再発乳癌症例,さらには術後高リスク症例に対して自家造血幹細胞移植を併用した大量化学療法を治療戦略に組み入れてきた1,2).現在,標準的治療とのprospectiveな比較試験が欧米およびわが国においても行われており,その結果が待たれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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