文献詳細
臨床報告・1
腸間膜に発生したCastleman病の1例
著者: 山下洋1 三浦俊治1 大橋洋一1 天田憲利1 佐藤孝臣1 岡崎肇1 山口正明2
所属機関: 1仙台社会保険病院外科 2仙台社会保険病院病理
ページ範囲:P.1469 - P.1472
文献概要
Castleman病は,1956年にCastlemanら1)によって縦隔に発生したリンパ節の過形成として初めて報告されたリンパ増殖性の疾患である.縦隔や頸部に多く発生し,腸間膜発生例はきわめてまれとされている2〜4).今回,腸間膜に発生したCastleman病の1例を経験したので報告する.
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