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文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻13号

2000年12月発行

特集 超音波ガイド下の穿刺手技

Mammotome®による乳腺生検

著者: 渡辺良二1 難波清1

所属機関: 1ブレストピアなんば病院

ページ範囲:P.1525 - P.1531

文献概要

 Mammotome®(Ethicon Biopsis社)(以下,MMT)は1993年乳房生検専用に米国で開発された回転式吸引下生検器具である.欧米ではすでに多数の施設で多数の症例に施行されていて,その安全性と確実性は高く評価されているが,わが国では1998年11月末に臨床使用が承認されたばかりである.小さな侵襲で迅速,簡便に質量ともにしっかりした検体が採取できるため,病理組織診断が確実に行えることが特徴である.本稿では超音波とステレオガイド下におけるMammotome®の手順と工夫,ならびに,わが国の状況を勘案し検討した当院でのMammotome®の適応についても紹介した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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