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文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻13号

2000年12月発行

外科医に必要な眼科common diseaseの知識・6

ぶどう膜炎

著者: 岩田光浩1

所属機関: 1日本大学医学部眼科

ページ範囲:P.1586 - P.1588

文献概要

はじめに
 ぶどう膜は虹彩・毛様体・脈絡膜で構成される血管と色素に富む組織である.ぶどう膜炎は本来ぶどう膜組織の炎症性病変であるが,最近はぶどう膜とその隣接組織(水晶体・硝子体・網膜など)の炎症をも含む眼内炎症として臨床的に理解される.疾患によっては炎症の場が異なり,虹彩・毛様体といった前部ぶどう膜に発症するもの,脈絡膜・網膜といった後部ぶどう膜(眼底)に病変を生じるもの,そして,すべてのぶどう膜組織に病変が広がるものなどがある.ぶどう膜炎の病因は多岐にわたり,また,多種の全身疾患と関連して発症する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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