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文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻2号

2000年02月発行

文献概要

特集 イレウス診療のupdate イレウスノート

経肛門的減圧術

著者: 炭山嘉伸1 斉田芳久1 長尾二郎1

所属機関: 1東邦大学医学部外科学第3講座

ページ範囲:P.209 - P.212

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 経口的減圧術では効果がないとされる左側大腸癌イレウスに対しては従来二期的手術が選択されることが多かった.しかし最近では内視鏡技術やIVR機器の進歩とともに経肛門的減圧手技が登場し,普及してきている.本稿では経肛門的なアプローチである金属ステント挿入術(SECC)と経肛門的減圧チューブ挿入術の手技の実際と成績を紹介した.どちらも良好な挿入成功率(60〜100%)と良好な解除率(80〜100%)を可能にしており,今後患者のQOLの向上のためにより一層の普及が望まれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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