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文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻3号

2000年03月発行

臨床報告・1

仮性動脈瘤を形成した下腿の外傷性動静脈瘻の1例

著者: 重松久之1 浜口潔1

所属機関: 1本山町立嶺北中央病院外科

ページ範囲:P.377 - P.379

文献概要

はじめに
 近年,交通事故,労働災害,スポーツ外傷の増加とともに四肢外傷に伴う血管損傷も増加してきている1).これら血管損傷はその受傷機転にもよるが,急性期,慢性期においてさまざまな病態を呈することとなる.いずれにしても,適切な治療が施行されなければ,大量出血,血栓塞栓症,損傷部末梢の虚血症状などの重篤な合併症を引き起こす可能性がある.今回われわれは,鎌による左下腿の切創処置後に仮性動脈瘤を形成した後脛骨動静脈瘻の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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