文献詳細
特集 輸液:その組成・アクセス・管理
文献概要
はじめに
低K血症は高K血症に比して致死的な不整脈を起こすことが少ないため軽視されがちであるが,下痢,嘔吐などの際に,経口摂取が制限された状態で十分な補給が行われないと,比較的容易に起こってくる頻度の高い電解質異常である.中枢神経症状,不整脈,麻痺性イレウスなどの重篤な症状の原因となり,その補正は重要である.
低K血症は高K血症に比して致死的な不整脈を起こすことが少ないため軽視されがちであるが,下痢,嘔吐などの際に,経口摂取が制限された状態で十分な補給が行われないと,比較的容易に起こってくる頻度の高い電解質異常である.中枢神経症状,不整脈,麻痺性イレウスなどの重篤な症状の原因となり,その補正は重要である.
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