文献詳細
臨床研究
肝転移を伴った早期胃癌症例の検討
著者: 青柳慶史朗1 孝冨士喜久生1 矢野正二郎1 山崎義哉1 武田仁良1 白水和雄1
所属機関: 1久留米大学医学部外科
ページ範囲:P.763 - P.766
文献概要
近年,診断技術の向上および集団検診の普及により早期胃癌の発見率が高まってきており,早期胃癌の5年生存率は96〜99%と非常に良好である1〜3).しかし,稀ながら再発もみられ,肝転移を伴う症例も認められる.また,早期胃癌の再発形式で最も多いのは肝転移と言われている4,5).そこで,肝転移を伴う早期胃癌の臨床病理学的検討を行ったので報告する.
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