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文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻7号

2000年07月発行

臨床報告・1

画像診断により術前に診断し得た虫垂腫瘍の2切除例

著者: 馬場秀文15 鈴木文雄1 三浦弘志2 笹井伸哉3 杉浦功一4

所属機関: 1国家公務員共済組合連合会立川病院外科 2国家公務員共済組合連合会立川病院放射線科 3国家公務員共済組合連合会立川病院病理科 4日野市立総合病院外科 5現:日野市立総合病院

ページ範囲:P.899 - P.904

文献概要

はじめに
 原発性虫垂腫瘍は比較的まれな疾患であるが,画像診断の進歩により報告例が散見されるようになってきた1〜3).一方,急性虫垂炎の症状で虫垂切除が施行され,術中あるいは術後に初めて虫垂腫瘍が診断されることも多いと考える.
 今回われわれは,右下腹部痛・右下腹部腫瘤として来院し,腹部CT検査が術式決定に有効であった虫垂腫瘍の2切除例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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