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臨床報告・1
血管造影検査に起因した外腸骨動脈解離による急性動脈閉塞の1例
著者: 石川雅彦1 森本典雄1
所属機関: 1北見中央病院外科
ページ範囲:P.1055 - P.1057
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血管造影検査に起因した医原性合併症の頻度は2.9〜9.3%とされ1),近年interventional radiologyの発展に伴い,その発症の増加が危惧されている2).今回,血管造影検査にて動脈解離を引き起こし,急性動脈閉塞に至った症例を経験し,その問題点を検討したので報告する.
血管造影検査に起因した医原性合併症の頻度は2.9〜9.3%とされ1),近年interventional radiologyの発展に伴い,その発症の増加が危惧されている2).今回,血管造影検査にて動脈解離を引き起こし,急性動脈閉塞に至った症例を経験し,その問題点を検討したので報告する.
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