icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科55巻9号

2000年09月発行

特集 外科医に求められる緩和医療プラクティス

緩和医療の実際 身体的ケア 疼痛対策

米国における癌性疼痛対策

著者: 橋口さおり1 大西幸1 津崎晃一1 武田純三1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部麻酔学教室

ページ範囲:P.1107 - P.1111

文献概要

 わが国における癌性疼痛対策は,WHO鎮痛ラダーの普及によって進歩したが,いまだに癌性疼痛=モルヒネとの短絡思考が根強く存在する.現在の米国では,単にモルヒネを投与するだけでなく,さまざまなオピオイドや投与システムが臨床的に試みられており,より副作用が少なく,有効性の高い方法が模索され続けている.このうち,わが国では臨床的に未経験のフェンタニルTTSやオキシコドン,埋め込み型薬物くも膜下投与システムについて紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら