icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床外科56巻1号

2001年01月発行

雑誌目次

特集 21世紀の外科—Tissue Engineering

再生医学への期待

著者: 大谷吉秀 ,   北島政樹

ページ範囲:P.13 - P.17

 再生医学(tissue engineering)は,人類がこれまでの進化の過程で獲得した再生治癒能力を人為的な操作により最大限に引きだし,自己の機能の再生修復を計り,損傷により引き起こされた形態的,機能的欠損を代償することを目指したまったく新しい分野である.造血幹細胞に関する研究はすでに40年前から行われていたが,1998年,ヒトの胚性幹細胞(embryonic stem cell)が樹立されるに至り,いよいよこれまで治らないとされてきた数多くの疾患が治療できる可能性が出てきた.21世紀の医療の重要課題のひとつとして,人類の幸福に貢献できる大きな成果を生み出す可能性があり,今後の展開が期待される.

人工肝臓研究の最先端

著者: 宮澤光男 ,   北島政樹

ページ範囲:P.19 - P.26

 肝移植には,世界的なドナー肝不足の問題がある.この解決法として,近年tissue engineeringの手法を駆使し,肝臓をin vitro, in vivoで再生させる試みがある.現況は,in vitro, in vivoバイオ人工肝ともに,劇症肝不全時,肝移植までのブリッジユースとしてわずかに臨床応用されているにすぎない.さらにtissue engineeringもどのように臨床応用できるか模索している段階である.しかし,21世紀中には生物学的,工学的分野からの情報と外科医による治療的分野からの情報が融合され,バイオ人工肝治療の方向性が明確となるであろう.さらに外科医の技術は,障害肝とtissueengineeringで作製した肝臓とを置換する医療へと変換していく可能性がある.

人工膵臓研究の最先端

著者: 櫻井智徳 ,   顧元駿 ,   井上一知

ページ範囲:P.27 - P.33

 膵・膵島移植は唯一糖尿病の根本治療となり得る治療法であるが,ドナー不足および免疫抑制の問題がある.膵島細胞と免疫隔離膜から構成されるバイオ人工膵は,これらの問題を一挙に解決し得る治療法として大きな期待が寄せられている.本稿ではバイオ人工膵に関する最近の進捗について紹介した.遺伝子工学やtissue engineeringの飛躍的な進歩により,バイオ人工膵を用いた普遍的な治療法の開発および臨床応用の実現も,そう遠い将来のことではないであろう.この新しい治療法の開発は,糖尿病患者のQOLの向上に大きく寄与するものと期待される.

心臓疾患とTissue Engineering

著者: 福田恵一

ページ範囲:P.35 - P.43

 近年の分子発生生物学の進歩により,これまでは不可能とされてきた細胞の再生が可能となってきた.心筋細胞ではマスター遺伝子のクローニングはまだなされていない.しかし,ES細胞や骨髄間葉系幹細胞の利用により心筋細胞の再生は可能であることが証明された.間葉系幹細胞は骨髄間質中に含まれる中胚葉系の組織の幹細胞で,これまで骨,軟骨,靱帯,腱,脂肪,骨格筋などの幹細胞であると考えられてきた.間葉系幹細胞由来の心筋細胞は,胎児型心室筋型の表現型を取り,心房利尿ペプチドANP,BNPを発現し,また自己拍動能を有していた.難治性心不全に対しては再生心筋細胞を用いた心筋細胞移植による治療が期待されている.

神経再生の最先端

著者: 清水慶彦

ページ範囲:P.45 - P.52

 末梢神経の修復には自家移植が行われることが多いが,まだ治療手段としては不十分である.最近,ようやく自家移植を越える末梢神経再生治療用のデバイスが開発されてきた.その現状をまとめて紹介する.

細胞シート工学による新しい組織・臓器構築

著者: 大和雅之 ,   岡野光夫

ページ範囲:P.53 - P.60

 次世代型のより複雑で高度な機能を実現する肝臓や腎臓の再建を目指して,筆者らは「細胞シート工学」を提唱し,種々の細胞シート操作技術を開発している.鍵になるのは温度に応答して細胞の接着・脱着を制御できる温度応答性培養皿であり,これを用いると細胞分化機能を損なうタンパク質分解酵素の処理を行うことなく温度を下げるだけで培養細胞を回収できる.温度応答性培養皿を用いて作製した細胞シートの移植により毛細血管を誘導したり,パターン状に温度応答性ドメインを作ることでパターン共培養を実現できる.さらにこの細胞シートを積層して三次元組織構造を再構築する技術の開発に取り組んでいる.

骨形成蛋白質(BMP)を応用した骨の組織工学の原理

著者: 久保木芳徳 ,   滝田裕子 ,   小野一郎

ページ範囲:P.61 - P.74

 異所性に骨を創る新物質として登場した骨形成蛋白質(BMP)は,当然ながら臨床的骨再建に大きな希望を与えてきた.しかしその臨床応用の一般化は遅れ,発見後36年経た2001年にやっとFDA認可の見込みであるという.インシュリンの場合の「即実用化,2年後にノーベル賞」と単純比較は困難であるが,BMPの場合,なぜ36年間を要したかを振り返ることで多くを学ぶことができよう.その背景には新発見による知識や企業の努力だけではなく,新しい概念の創出,つまりパラダイム変換が必要であったと考えられる.この新パラダイムには,現在,組織工学の名の元にまとめられつつある「血管確保性」「細胞支持体」「スカフォールド」「人工細胞外マトリックス」などの新概念が含まれる.これらの言葉を紹介しつつ,この間の事情の解説を試みる.

培養皮膚バンクの現状と将来

著者: 畠賢一郎

ページ範囲:P.77 - P.83

 Tissue engineeringの発展に伴い,新しい多くの人工組織および臓器が作られている.なかでも皮膚組織はすでに多くの臨床例を経験しており,その有用性は明らかとなっている.一方,これら組織の臨床応用に関しては末端の臨床医に供給するシステムがなく,普及には多くの障害が残されている.このような経緯において筆者らは愛知バイオスキンバンクとよばれる培養表皮提供のシステムを設立した.このシステムを通じて培養表皮を作製する設備を持たない施設においても,培養表皮移植を行うことができるのである.本稿では,tissue engineering治療の鍵となるこれら供給システムについて概略を解説し,その将来展望を示唆したい.

カラーグラフ 食道癌の内視鏡下手術・2

胸腔鏡下食道切除リンパ節郭清術

著者: 宮崎修吉 ,   赤石隆

ページ範囲:P.5 - P.11

はじめに
 従来,食道癌に対する外科治療においては,開胸開腹による食道切除リンパ節郭清術が標準術式とされてきた.しかし,この方法はとくに胸部操作において大きな術創を伴うが,必ずしも良好な視野が得られるとはいえなかった.また,従来の術式における術後の肺機能の低下やときとして長期に及ぶ開胸創痛なども,今後改善されるべき問題点であると思われる.そこで当教室ではブタを用いた動物実験をもとに,6本のポート孔からの操作のみによる胸腔鏡下食道切除リンパ節郭清術を開発し,食道癌症例に臨床応用してきた1).本稿ではその術式の概要を示し,さらに当科症例のまとめと若干の考察を述べる.

病院めぐり

国立大蔵病院外科

著者: 朝戸裕

ページ範囲:P.84 - P.84

 当院は東京都23区内の西の郊外,世田谷区西南地域にあり,砧緑地,厚生年金スポーツセンター,多摩川が近隣にあり恵まれた環境にあります.多くの国立病院と同様,前身は軍関係の病院で,1945年12月1日に東京第四陸軍病院より厚生省所管となり発足しました.敷地総面積は80,787m2と広大です.国立病院となってからも55年の長い歴史があり,その間に外科に在籍された方々の中から多数の方(例えば古川 明:元国立大蔵病院副院長,久保宗人:元国立療養所晴嵐荘病院院長,宇都宮利善:元国立療養所神奈川病院院長,石原恒夫:元慶應義塾大学教授,小林紘一:慶應義塾大学教授,吉津 博:防衛医科大学校助教授,深井志摩夫:国立療養所晴嵐荘病院副院長,井上宏司:東海大学教授,高浪 巌:帝京大学助教授,別所 隆:伊勢原協同病院副院長,米川甫:伊勢慶應病院副院長)が各方面で活躍されています.
 また植村 剛,大西英胤,勝呂俊彦,篠原 央らの歴代医長が外科を引き継ぎ,地域医療に貢献し現在に至っています.現在のスタッフは朝戸 裕(内視鏡による乳癌腋窩郭清),下山豊(カドヘリンの研究),河地茂行と首村智久(慶應義塾大学病院外科での生体肝移植のスタッフ)とそれぞれ新しい分野で格闘しています.

—立正佼成会附属—佼成病院外科

著者: 渡辺一彦

ページ範囲:P.85 - P.85

 当院は東京都中野区にあります.杉並区,渋谷区に隣接し,新宿副都心にも近く,病室の窓からは高層ビル群を間近に望む都心の病院です.
 病院の設立は昭和28年で,宗教法人立正佼成会の社会事業施設の一環として,病床数23床からスタートしています.以降,新病棟の増設を行い,診療科も増え,昭和34年には総合病院の形態が整いました.昭和43年には看護学校も設立されています.現在では病床数363床,診療科19科となり,1日の外来患者数は約1,200人で,地域の中核病院としてフル稼動しています.

目で見る外科標準術式・13

幽門側胃切除空腸pouch間置術

著者: 帆北修一 ,   愛甲孝 ,   石神純也 ,   夏越祥次 ,   馬場政道 ,   高尾尊身

ページ範囲:P.86 - P.92

はじめに
 幽門側胃切除後の術後障害や愁訴は胃切除術後のquality of lifeの面から注目を集めている.術後愁訴は術後のQOL,手術に対する満足度に大きく結びつくものであり,われわれ外科医に課せられた解決すべき重要な問題でもある.これまでにも各種の再建術式の工夫が幽門側胃切除後の症例に対し試みられ,その1つとして二重腸管を用いたpouchによる代用胃作製が提唱された1,2)が,手術術式が複雑であったことや,QOLや栄養学的な面でどのように評価するか科学的な指標がなかったこともあり,広く普及するには至らなかった.近年,自動吻合器の進歩・普及に伴い手技上の煩雑さが軽減されたこともあり,再び代用胃としてのpouch作製の気運が高まってきている3〜6).そこで胃癌手術後患者のQOLの向上を目的として,現在教室で行っている残胃と十二指腸との間にpouchを形成した空腸を間置する再建術式7)について述べる.

外科医に必要な脳神経外科common diseaseの知識・6

転移性脳腫瘍

著者: 松本健五

ページ範囲:P.93 - P.95

疾患の概念
 頭蓋外に原発巣を有する悪性腫瘍(癌)の頭蓋内転移をいう.脳にはリンパ組織が存在しないため,多くは血行性に転移する.一般に皮髄境界部の細動脈で癌細胞が塞栓子となり,増殖し,血管壁を破り,腫瘍を形成,増大する.好発部位は最も血管分布の広い中大脳動脈流域(前頭,頭頂部)の脳実質内,特に皮質下である.固形癌からの転移は境界鮮明な腫瘍塊を形成し,嚢胞形成あるいは中心性壊死をしばしば認める.発生頻度は好発癌年齢に一致し,ピークは60歳前後である1,3,4).最近は癌治療の進歩に伴う癌患者の長期生存,癌年齢人口の増加,さらにCTやMRIなどの診断技術の進歩による発見率向上などが加わり,日常診療でよく遭遇する疾患となっている.脳腫瘍全国集計調査報告(脳神経外科治療対象)によれば,原発性脳腫瘍に対し転移性脳腫瘍は脳腫瘍全体の17.6%であり,多発腫瘍が約半数を占める.原発巣として52.7%を肺癌が占め,以下,乳癌,大腸・直腸癌,胃癌と続いている(表).生存期間延長とともに脳転移率は上昇し,多発転移率も高くなる.肺の小細胞癌と診断されて2年以上生存している患者の80%以上で脳転移がみられる.一方,癌の種類のほうから脳転移をきたしやすいものをあげると,黒色腫(90%),悪性絨毛上皮腫(60%),肺癌(20%),乳癌(16%)となる.

外科医に必要な眼科common diseaseの知識・7

緑内障

著者: 山崎芳夫

ページ範囲:P.97 - P.99

はじめに
 緑内障はわが国において約350万人の患者が存在すると推定され,また失明原因として糖尿病網膜症に次ぐ第2位の割合を占めており,眼科臨床において最重要課題の1つである.本稿では外科医にとって緑内障に関する必須の知識ならびに応急処置について解説する.

メディカルエッセー 『航跡』・47

医・院分業

著者: 木村健

ページ範囲:P.100 - P.101

「この間ニッポンに行ったとき耳にしたのですが,ニッポンでは大学医学部の外科教室で1年間に1,000例の手術をするところはほとんどないそうですね.アメリカではスタッフ外科医1人当たり年間200例が最小限度というのが常識です.私の科には11人のスタッフがいますが,1年間に4,000例の小児外科手術をしています.スタッフ1人300例弱ということです.ニッポンではスタッフ1人当たり50例に足らないそうですが,これでよく給料が出せますね」
 つい先日,第3回Ken Kimura Lectureの講師としてアイオワ大学に招待したミシガン大学のCoran教授の質問が興味深かった.

文学漫歩

—南木佳士(著)—ダイヤモンドダスト(1989,文芸春秋 刊)

著者: 山中英治

ページ範囲:P.102 - P.102

 映画『パッチアダムス』の中古ビデオが定価の1割の値段で売っていたので買った.泣くまいと思って観た.しかし感情移入しやすいので,やはり泣いてしまった.
 この映画をご存じない方のために少しだけ説明する.パッチことハンター・アダムス氏はアメリカ実在の医師であり,「笑いが患者を元気にする」「患者と対等の立場で病を癒す」「患者との信頼関係があれば訴訟など起こりっこない」「患者の人生の質を高めることが最も重要な医療だ」などの主張をする.ゆえに「医師は病気さえ治せば良い」「死は医療の敗北である」「患者は医師の治療方針には従うべきだ」とする医学部長と対立する.

麻酔の基本戦略・5

硬膜外麻酔(2)

著者: 稲田英一

ページ範囲:P.103 - P.107

目標
 1.硬膜外麻酔の合併症を列挙できる.
 2.硬膜外麻酔の合併症を避けるための方策について理解する.
 3.全脊椎麻酔の診断および対処法について理解する.
 4.局所麻酔薬中毒の診断および対処法について理解する.

臨床研究

PROLENE Hernia Systemを用いたopen tension-freeヘルニア修復術の成績

著者: 山本俊二 ,   前田敏樹 ,   内田靖之 ,   田村信子 ,   中野正人 ,   坂野茂 ,   山本正之

ページ範囲:P.109 - P.112

はじめに
 人工補強材であるメッシュを用いたopen ten-sion-freeヘルニア修復術は,緊張のかからない修復と,加齢とともに脆弱化した組織の補強ができ,手技的に容易であり,成人鼠径ヘルニアに対する標準術式である1,2).PROLENE Hernia System(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社,東京)3)は,長楕円形の上部パッチと円形の下部パッチが円筒状のコネクターによって一体型となったポリプロピレンメッシュであり,anterior approachにて鼠径管後壁(横筋筋膜と内腹斜筋)を前後から補強するものである.今回,このPROLENEHernia Systemを用いた成人鼠径ヘルニアに対する手術4)の成績を報告する.

頸部食道癌に対する咽喉頭食道全摘術症例の検討

著者: 林永規 ,   田代亜彦 ,   山森秀夫 ,   高木一也 ,   斎藤順之 ,   中島伸之

ページ範囲:P.113 - P.115

はじめに
 頸部食道癌に対する咽喉頭食道全摘術は,手術侵襲が過大であるうえに永久気管孔造設による発声機能の喪失など,術後のquality of life(QOL)に多大な影響を及ぼす場合が多い.今回筆者らは,当科で施行した咽喉頭食道全摘術18症例の予後を検討し,その術式の意義について考察した.

臨床報告・1

軟骨化生を伴った乳癌の1例

著者: 田澤賢一 ,   高橋博之 ,   山岸文範 ,   鈴木修一郎 ,   清水哲朗 ,   塚田一博 ,   高川清 ,   石澤伸

ページ範囲:P.117 - P.120

はじめに
 骨・軟骨化生を伴う乳癌はきわめてまれで,腫瘍の組織発生,分化傾向,治療,予後など,いまだ不明な点が多い1〜5).筆者らは軟骨化生を伴った左乳癌の1例を経験し,若干の文献的考察を加え報告する.

胃切除後の胃石による腸閉塞の1例

著者: 伊澤光 ,   金成泰 ,   西原政好 ,   戎井力 ,   先田功 ,   藤本高義

ページ範囲:P.121 - P.124

はじめに
 日常臨床で切除胃に胃石が観察されることはけっして珍しくないが,胃石による腸閉塞の報告例は比較的まれである.今回,胃切後9年目に落下胃石によると考えられる回腸末端部での腸閉塞の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

慢性関節リウマチに合併した血管炎性小腸潰瘍穿孔の1例

著者: 木下敬弘 ,   清水淳三 ,   野崎善成 ,   龍澤泰彦 ,   川浦幸光 ,   鈴木潮人

ページ範囲:P.125 - P.128

はじめに
 慢性関節リウマチ(以下,RA)には,さまざまな全身疾患を合併することが知られており,消化管もその対象臓器として例外ではない1,2).今回,RAの経過中に,悪性関節リウマチ(MRA:malignantrheumatoid arthritis,以下MRA)に伴う血管炎が原因で発症した小腸潰瘍穿孔の1手術例を経験したので報告する.

核出しえた巨大食道平滑筋腫の1例

著者: 和久田令子 ,   三木誓雄 ,   成田公昌 ,   福浦竜樹 ,   鈴木宏志

ページ範囲:P.129 - P.132

はじめに
 食道平滑筋腫は比較的まれな疾患とされるが,診断技術の進歩とともに報告例も増加している.田久保ら1)は連続剖検267例,手術切除例61例の食道および食道・胃接合部を病理組織学的に検討した結果,22例(6.7%)に平滑筋腫の存在を確認し,食道平滑筋腫の頻度は一般に臨床でいわれているよりも高いと報告した.しかし,長径10cmを超える巨大食道平滑筋腫の報告は少なく,筆者らが検索し得た限りでは52例にすぎなかった.
 治療としては核出術が第1選択となるが,巨大平滑筋腫では食道切除が行われることも多い2).筆者らは巨大食道平滑筋腫の1例に核出術を試み,広範な筋層欠損を生じたが,良好な術後経過を得た1例を経験したので報告する.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

78巻13号(2023年12月発行)

特集 ハイボリュームセンターのオペ記事《消化管癌編》

78巻12号(2023年11月発行)

特集 胃癌に対するconversion surgery—Stage Ⅳでも治したい!

78巻11号(2023年10月発行)

増刊号 —消化器・一般外科—研修医・専攻医サバイバルブック—術者として経験すべき手技のすべて

78巻10号(2023年10月発行)

特集 肝胆膵外科 高度技能専門医をめざせ!

78巻9号(2023年9月発行)

特集 見てわかる! 下部消化管手術における最適な剝離層

78巻8号(2023年8月発行)

特集 ロボット手術新時代!—極めよう食道癌・胃癌・大腸癌手術

78巻7号(2023年7月発行)

特集 術後急変!—予知・早期発見のベストプラクティス

78巻6号(2023年6月発行)

特集 消化管手術での“困難例”対処法—こんなとき,どうする?

78巻5号(2023年5月発行)

特集 術後QOLを重視した胃癌手術と再建法

78巻4号(2023年4月発行)

総特集 腹壁ヘルニア修復術の新潮流—瘢痕ヘルニア・臍ヘルニア・白線ヘルニア

78巻3号(2023年3月発行)

特集 進化する肝臓外科—高難度腹腔鏡下手術からロボット支援下手術の導入まで

78巻2号(2023年2月発行)

特集 最新医療機器・材料を使いこなす

78巻1号(2023年1月発行)

特集 外科医が知っておくべき! 免疫チェックポイント阻害薬

icon up
あなたは医療従事者ですか?