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特集 甲状腺外科—最新の臨床
超音波ガイド下穿刺吸引細胞診と経皮的エタノール注入療法
著者: 福成信博1
所属機関: 1伊藤病院外科
ページ範囲:P.1313 - P.1320
文献購入ページに移動 ここ10年来,超音波機器の発達は目覚ましく,甲状腺における超音波の臨床的役割は大きく変貌を遂げている.超音波診断としての微小病変の検出のみならず,機器の優れた画像分解能から可能となった超音波ガイド下穿刺吸引細胞診の普及と,PEITの導入が甲状腺疾患に対する新たな局面を切り開いている.今回,超音波下穿刺吸引細胞診の方法,手技を解説するとともに,当院における成績に関して述べる.また,PEITにおいては具体的な方法,手技に関し,嚢胞性病変と機能性結節各々に対して解説を行い,また,懸念される合併症と対策,施行時に注意すべき点などに関して述べる.
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