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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻10号

2001年10月発行

文献概要

臨床経験

陶器様胆嚢に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術

著者: 權雅憲1 乾広幸1 内田洋一朗1 福井淳一1 上山泰男1

所属機関: 1関西医科大学第1外科

ページ範囲:P.1389 - P.1393

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はじめに
 陶器様胆嚢(porcelain gallbladder)は胆嚢壁の広範な石灰化により外観および硬度が陶器様に変化した比較的稀な疾患であるが,胆嚢癌や他臓器癌の合併が報告されており1,2),発見された場合は開腹術の適応となることが多い.一方,腹腔鏡下胆嚢摘出術(以下,LC)は今日広く普及し,技術や機器の進歩により適応が拡大されている.陶器様胆嚢も術前検査にて胆嚢癌の合併がないと判断できれば,腹腔鏡手術の適応となりうると考えられる.今回,筆者らは陶器様胆嚢に対するLCの問題点を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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