icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻10号

2001年10月発行

文献概要

臨床報告・1

出血シンチグラフイーが診断に有用であった回腸潰瘍の1例

著者: 中島康夫1 藤澤憲良1 花房徹兒1 浮草実1 新宅雅幸2 太田仁八3

所属機関: 1大阪赤十字病院外科 2大阪赤十字病院病理部 3大阪赤十字病院放射線科

ページ範囲:P.1395 - P.1397

文献購入ページに移動
はじめに
 下血の病因のうち小腸に由来するものは比較的頻度が少ない.また,その解剖学的特性により検査・診断に難渋することが多い.今回,筆者らは5年間にわたって散発性の下血が認められながら,診断できなかった患者に出血シンチグラフィーで出血源を回腸と推定でき,根治術を施行しえたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?