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臨床報告・1
大量下血で発症した小腸型Crohn病の1例
著者: 長晴彦1 熊本吉一1 片山清文1 白石龍二1 谷和行1 岡本隆英1 豊田洋1 松浦仁1 菅野伸洋1 内山雅之2
所属機関: 1平塚共済病院外科 2本郷医院
ページ範囲:P.1413 - P.1416
文献購入ページに移動Crohn病は一般的に下痢や腹痛で発症することが多く,大量下血を生じることは稀である1).特に小腸型では内視鏡で所見が得にくく,診断に難渋することも多い.今回,筆者らは大量下血で来院した患者に対し腹部血管造影検査の所見をもとに手術を行い,小腸型のCrohn病と診断した症例を経験したので,文献考察を加え報告する.
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