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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻10号

2001年10月発行

臨床報告・1

血中CA19-9値が異常高値を示した胆嚢結石症の1例

著者: 高橋博之12 田澤賢一12 山岸文範1 鈴木修一郎1 塚田一博2 岡田英吉3

所属機関: 1新潟県厚生連糸魚川総合病院外科 2富山医科薬科大学第2外科 3富山医科薬科大学第1病理

ページ範囲:P.1417 - P.1420

文献概要

はじめに
 Carbonhydrate antigen 19-9(以下,CA19-9)は悪性疾患,特に膵癌,胆管癌,胆嚢癌の診断,治療効果判定,再発のモニターとして有用な腫瘍マーカーである1,2).良性疾患で血中CA19-9値上昇を認める場合,胆道系疾患のみで100U/mlを越えることは少ない.今回,筆者らは血中CA19-9値が異常高値を示した胆嚢結石症の1例を経験したので,文献的考察を含めて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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