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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻11号

2001年10月発行

文献概要

特集 画像で決める癌手術の切除範囲—典型症例総覧 Ⅱ.胃癌

早期胃癌に対する腹腔鏡補助下幽門側胃切除術

著者: 白石憲男1 安田一弘1 猪股雅史1 安達洋祐1 北野正剛1

所属機関: 1大分医科大学第1外科

ページ範囲:P.58 - P.60

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はじめに
 早期胃癌に対する腹腔鏡補助下幽門側胃切除術(LADG)は,内視鏡的粘膜切除(EMR)や腹腔鏡下胃局所切除術のようなリンパ節郭清を伴わない治療法と従来からの2群リンパ節郭清を伴う開腹下幽門側胃切除術の間に位置する術式として1991年に開発された1).1990年代の後半にはその有用性が認められるようになり,多くの施設で施行されている2).本稿では実際の症例を呈示しつつ,LADGの適応と切除範囲の決定について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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