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特集 画像で決める癌手術の切除範囲—典型症例総覧 Ⅱ.胃癌
早期胃癌に対する腹腔鏡補助下幽門側胃切除術
著者: 白石憲男1 安田一弘1 猪股雅史1 安達洋祐1 北野正剛1
所属機関: 1大分医科大学第1外科
ページ範囲:P.58 - P.60
文献購入ページに移動早期胃癌に対する腹腔鏡補助下幽門側胃切除術(LADG)は,内視鏡的粘膜切除(EMR)や腹腔鏡下胃局所切除術のようなリンパ節郭清を伴わない治療法と従来からの2群リンパ節郭清を伴う開腹下幽門側胃切除術の間に位置する術式として1991年に開発された1).1990年代の後半にはその有用性が認められるようになり,多くの施設で施行されている2).本稿では実際の症例を呈示しつつ,LADGの適応と切除範囲の決定について述べたい.
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