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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻11号

2001年10月発行

文献概要

特集 画像で決める癌手術の切除範囲—典型症例総覧 Ⅱ.胃癌

進行胃癌に対するNo.16リンパ節郭清術

著者: 梨本篤1 藪崎裕1 田中乙雄1

所属機関: 1新潟県立がんセンター新潟病院外科

ページ範囲:P.82 - P.86

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はじめに
 胃幽門狭窄を呈し,腹部大動脈周囲(No.16)リンパ節転移を認めた高度進行胃癌症例を経験したので,術前診断とその治療戦略について検討した.No.16リンパ節は左腎静脈の下縁でa,bに分類されている(図1).さらにNo.16aを腹腔動脈根部の高さでa1とa2に分け,No.16bを下腸間膜動脈根部の高さでb1とb2に分けている.また,周在性により7領域に分類されている.なお,化学療法の効果および胃癌に関する記載は「胃癌取扱い規約(第13版)1)」に準じた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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