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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻11号

2001年10月発行

文献概要

特集 画像で決める癌手術の切除範囲—典型症例総覧 Ⅳ.結腸癌

進行結腸癌に対する隣接臓器合併切除術

著者: 柳秀憲1 山村武平1 野田雅史1 池内浩基1 吉川麗月1

所属機関: 1兵庫医科大学第2外科

ページ範囲:P.149 - P.152

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はじめに
 進行結腸癌の予後決定因子は遠隔転移と腹膜播種が主なものであり,他臓器浸潤結腸癌では併発する同時性遠隔転移が予後決定因子となることが多く,隣接他臓器浸潤単独で予後決定因子となることは比較的稀である.
 また,結腸癌原発巣の局在部位により,浸潤しうる隣接臓器が異なるために当然治療方針も異なる.このため,本稿では同時性遠隔転移を認めない症例について,結腸癌局在部位別に術前画像診断,ストラテジーを概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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