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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻11号

2001年10月発行

文献概要

特集 画像で決める癌手術の切除範囲—典型症例総覧 Ⅴ.直腸癌・肛門管癌

直腸癌に対する低位前方切除術

著者: 森田隆幸1 村田暁彦1 小山基1 丸山将輝1 木村典央1 佐々木睦男1

所属機関: 1弘前大学医学部第2外科

ページ範囲:P.177 - P.182

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はじめに
 直腸癌手術の標準術式として低位前方切除術が普及してきている.本術式を行う場合,個々の症例ごとに組織型,壁深達度,リンパ節転移の有無などを検討しながら手術計画を立てなければならない.肛門括約筋温存手術か,直腸切断術か,その適応選択に迷う下部直腸癌については他誌に譲り,本稿では最も普遍的に低位前方切除術が適応されるRa直腸癌の症例を中心に,これらの問題を含め概説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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