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特集 画像で決める癌手術の切除範囲—典型症例総覧 Ⅵ.肝癌
肝細胞癌に対する左3区域切除術
著者: 宮川眞一1 川崎誠治1
所属機関: 1信州大学医学部第1外科
ページ範囲:P.208 - P.210
文献購入ページに移動はじめに
肝腫瘍に対する切除術式は3つの因子,すなわちその術式により肉眼的治癒切除が期待できること,残存予定の肝容積により生体に必要な肝臓の代謝,解毒機能が維持できること,残存予定肝における流入血管,流出血管,胆道系が温存可能かどうかにより決定される.
本稿では,肝細胞癌に対する左3区域切除術の術式の選択と切除範囲の決定について実際の症例を呈示しながら述べる.
肝腫瘍に対する切除術式は3つの因子,すなわちその術式により肉眼的治癒切除が期待できること,残存予定の肝容積により生体に必要な肝臓の代謝,解毒機能が維持できること,残存予定肝における流入血管,流出血管,胆道系が温存可能かどうかにより決定される.
本稿では,肝細胞癌に対する左3区域切除術の術式の選択と切除範囲の決定について実際の症例を呈示しながら述べる.
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