icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻11号

2001年10月発行

文献概要

特集 画像で決める癌手術の切除範囲—典型症例総覧 Ⅶ.胆管癌・胆嚢癌

肝門部胆管癌に対する肝右3区域切除術

著者: 上坂克彦1 神谷順一1 梛野正人1 新井利幸1 湯浅典博1 小田高司1 二村雄次1

所属機関: 1名古屋大学大学院器官調節外科

ページ範囲:P.242 - P.245

文献購入ページに移動
はじめに
 尾状葉切除を伴う肝右3区域切除術は,肝門部胆管癌のなかでは最も大量の肝を切除する術式の1つである.本術式は肝切離面が小さいものの,本術式を要する症例はかなり広範囲に進展した癌であることが多く,大量肝切除であるがゆえに術後肝不全を惹起する危険性も高いといった特徴を有している.以下,本稿では肝右3区域切除術を必要とする画像の特徴について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?