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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻12号

2001年11月発行

特集 新しい医療材料と器具

超音波凝固切開装置とLigaSureTM

著者: 長谷川博俊1 渡邊昌彦1 馬場秀雄1 山本健太郎1 吉馴健太郎1 北島政樹1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.1489 - P.1492

文献概要

 超音波凝固切開装置の開発・普及により,内視鏡下手術は安全かつ迅速に行われるようになった.超音波凝固切開装置は超音波振動を利用した手術器具で,血管を含む軟部組織の凝固止血と切開を同時にかつ低温で行うことができる.現在,ハーモニック—スカルペル®,オートソニックス®,ソノサージ®の3種類が3社からそれぞれ発売されている.内視鏡下手術のみならず,開腹手術,とくに低位前方切除時にも有用である.また最近,バイポーラを進化させた新しい凝固装置LigaSure®が発売された.本特集では,超音波凝固切開装置およびLigaSure®の特徴,有用性と問題点について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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