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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻13号

2001年12月発行

カラーグラフ 正しい外科切除標本の取り扱い方・9

食道切除標本の取り扱い方

著者: 上野正紀1 宇田川晴司1 堤謙二1 木ノ下義宏1 中村豊英1 飯塚敏郎1 松下央2 秋山洋3

所属機関: 1虎の門病院消化器外科 2虎の門病院病理学科 3虎の門病院

ページ範囲:P.1575 - P.1580

文献概要

はじめに
 外科医が新鮮標本を取り扱うときに術前の臨床所見を理解し,かつ切除検体の病理検索方法を知ったうえでリンパ節整理,検体の切開を行うべきである.
 今回,胸部食道癌に対する標準術式1,2)である頸・胸・腹3領域リンパ節郭清を伴う食道切除手術材料の取り扱いについて,切除から切り出しまで,現在われわれが行っている方法を紹介する(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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