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特集 IVRの現状と問題点
消化管出血の血管造影・IVRによるマネジメントの現状
著者: 橋本統1 栗林幸夫1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部放射線診断科
ページ範囲:P.1589 - P.1593
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近年,内視鏡診断および内視鏡治療の技術が長足の進歩を示しており,保存的治療法では対処しきれない消化管出血の大半は内視鏡的に診断・治療されるに至り,血管造影室に患者が搬送される頻度は減少傾向にある.
しかしながら,内視鏡的には診断・止血が困難な症例,あるいは,内視鏡が到達しえない小腸出血なども少なからず存在し,これらは依然として血管造影・IVRの対象となる.
近年,内視鏡診断および内視鏡治療の技術が長足の進歩を示しており,保存的治療法では対処しきれない消化管出血の大半は内視鏡的に診断・治療されるに至り,血管造影室に患者が搬送される頻度は減少傾向にある.
しかしながら,内視鏡的には診断・止血が困難な症例,あるいは,内視鏡が到達しえない小腸出血なども少なからず存在し,これらは依然として血管造影・IVRの対象となる.
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