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特集 IVRの現状と問題点
IVRによる門脈圧亢進症の治療
著者: 近森文夫1 高瀬靖広2 渋谷進2 河島孝彦2
所属機関: 1国吉病院消化器外科 2つくば双愛病院外科
ページ範囲:P.1601 - P.1608
文献購入ページに移動B-RTO/TJOは胃静脈瘤消失効果において勝れ,成功率は93〜100%と良好であるが,治療後の食道静脈瘤発生が主な問題点となっている.TIPSは門脈系減圧効果に勝れ,成功率は94〜97%と良好であるが,治療後の肝性脳症発生やステント閉塞が主な問題点となっている.内視鏡的治療も含めて,各種治療法を組み合わせることで各々の問題点はカバーされうるものと思われる.
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